眼瞼けいれん、顔面けいれん
眼瞼痙攣とは
眼瞼痙攣(がんけんけいれん)とは、まぶたが自分の意思とは関係なくピクピクとけいれんしたり、まぶたが勝手に閉じてしまう状態を指します。初期は軽いまばたきの増加や目の違和感として現れ、ドライアイのような症状を認めることがありますが、進行すると日常生活に支障をきたすほど目が開けづらくなることもあります。40〜60代以降の女性に多く見られますが、どの年代の方でも起こりうる疾患です。
眼瞼痙攣の主な原因
眼瞼痙攣のはっきりとした原因はまだ解明されていませんが、以下のような要因が発症の引き金になることもあります。
- ストレスや疲労
- 長時間のパソコンやスマートフォンの使用
- 睡眠不足
- 向精神薬の副作用
眼瞼痙攣の症状
眼瞼痙攣は以下のような症状を呈します。一見しただけでは分からないような軽症例の患者も多くいると推測されています
- まばたきの回数が増える
- 目が開けにくくなる
- まぶたが勝手に閉じてしまう
- 目の疲れや異物感、乾燥感
- 明るい場所で症状が強くなる(羞明:しゅうめい)
症状が進行すると、目がほとんど開かなくなり、運転や読書などの日常動作が困難になる場合もあります。
治療方法
眼瞼痙攣の治療には、以下のような方法があります。
1. ボツリヌス毒素(ボトックス)注射
最も一般的で効果的な治療法です。けいれんを起こしている筋肉にボツリヌス毒素を注射することで、筋肉の異常な収縮を抑えます。効果は数日〜1週間で現れ、3〜4ヶ月程度持続します。繰り返しの注射が必要ですが、副作用は少なく、安全性の高い治療です。
眼瞼痙攣は他の疾患と見分けがつきにくいこともあるため、必要に応じて神経内科との連携や詳しい検査を行います。
まとめ
眼瞼痙攣は放置すると日常生活に大きな支障をきたす可能性のある病気ですが、適切な治療を行うことで症状を大きく改善することが可能です。
「最近まばたきが多い」「目が勝手に閉じてしまう」と感じた方は、お気軽に当院へご相談ください。専門的な診察と治療で、快適な日常生活を取り戻すお手伝いをいたします。
