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涙道閉塞

涙道閉塞とは?

涙道閉塞とは、涙が目から鼻へ流れる通り道(涙道)が詰まってしまい、 涙がうまく排出されなくなる状態です。本来、涙は目の表面を潤したあと、目頭にある「涙点」から「涙小管」「涙嚢(るいのう)」「鼻涙管(びるいかん)」を通って鼻へ排出されます。この流れのどこかに閉塞(ふさがり)が起こると、涙があふれる、目やにが出る、目が常にうるむといった不快な症状があらわれます。

涙道閉塞の主な原因

涙道閉塞にはさまざまな原因がありますが、主に以下のようなものが挙げられます。

  • 加齢変化:中高年以降に多く見られ、組織の萎縮や狭窄が関係します。
  • 慢性の炎症:結膜炎や副鼻腔炎などの炎症が慢性化すると、涙道が狭くなったり詰まったりすることがあります。
  • 外傷・手術後の癒着:目元の手術やけがの後に、涙道がふさがることがあります。
  • 先天性の閉塞:新生児や乳児にみられる涙道の発達異常です。
  • 腫瘍や異物:まれに、腫瘍や鼻腔内の病変が原因となることもあります。

涙道閉塞の主な症状

涙道閉塞があると、次のような症状が現れます。

  • 涙が常にあふれる(流涙)
  • 目やにが出る
  • 目がかすむ、まぶしい
  • 結膜炎を繰り返す
  • 鼻側の目頭が腫れる、痛む(涙嚢炎)

治療方法

涙道閉塞の治療は、原因や症状の程度に応じて異なります。

1. 保存的治療

軽症の場合は、点眼薬やマッサージ(新生児など)で経過を見ます。ただし根本的な改善にはつながりにくいことがあります。先天性場合は経過観察で1歳までに改善する場合があります。

2. 涙道ブジー(涙道通水・拡張)

細い器具で閉塞部を通して、涙道を広げる処置です。軽度の閉塞や狭窄に有効な場合があります。

3. 涙道内視鏡手術

当院では、涙道内視鏡を用いた低侵襲な手術を行っています。内視鏡で涙道の内部を直接観察し、詰まっている部分を確認しながら通過させるため、正確で効果的です。

4. 涙嚢鼻腔吻合術(DCR)

鼻涙管が完全に詰まっている場合には、涙嚢と鼻腔を直接つなぐ手術を行います。当院では鼻内内視鏡を用いた手術(内視鏡下DCR)を行っており、顔面に傷は残りません。

当院での特徴的な対応

  • 涙道評価のための頭部CT撮影が可能です。
  • 涙道内視鏡手術に対応しており、体への負担が少なく、回復も早い治療が行えます。
  • 他の疾患との鑑別(ドライアイ、結膜弛緩症など)も丁寧に行い、最適な治療をご提案します。

お悩みの方はご相談ください

「年齢のせいかと思っていたけど、涙が止まらない」「目やにが気になる」といった症状がある方は、涙道閉塞の可能性があります。放置すると感染を繰り返したり、視界がぼやけて生活の質が下がることもあります。お困りの方は、お気軽に当院までご相談ください。

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