患者様をご紹介くださる先生へ
地域の患者さんのQOL向上に向けて
眼形成を専門とする立場から
眼科医の先生方におかれましては、日々、地域医療を支えておられるご尽力に深く敬意を表します。 当院は眼形成(Oculoplastic Surgery)を専門にしておりますが、あくまで先生方の診療の一部をお手伝いできれば、という思いで日々の診療にあたっております。
眼形成は “まぶた・涙道・眼周囲組織の形態と機能を扱う領域” で、眼科と形成外科の間に位置づけられる分野です。しかし現状では、一般の方だけでなく医療者の間でも、その専門性が十分に知られていない面があると感じています。
そのため、外来の中で「これは眼形成に相談したほうが良いのか」と迷われるケースも少なくないのではないかと思います。 以下に、眼科外来で比較的よく見られ、眼形成でお役に立てる可能性のある症例をまとめました。ご参考程度にご覧いただければ幸いです。
眼科外来で遭遇しやすく、当院がお手伝いできる可能性のある疾患
逆さまつげ(睫毛内反症・眼瞼内反症・睫毛乱生)
- 点眼や抜毛で改善してもすぐ再発
- 角膜上皮障害を繰り返す
- 慢性的な流涙・異物感
- 「まつ毛が入る」と訴えるがスリットで毛が確認できず、SPKも明らかでない
原因を適切に評価し、根本的な手術治療をご提案できる場合があります。症例によっては初診日に対応可能です。
眼瞼下垂(加齢性・先天性)/眼瞼皮膚弛緩症
- 視野障害や眼精疲労、肩こりなどの不調
保険適応の範囲で、患者さんの状態に応じた方法をご提案いたします。※美容目的の場合は自由診療となります。
眼瞼腫瘍・しこり(良性・悪性の鑑別)
- 粉瘤、血管腫、脂腺腫、基底細胞癌など
整容面・機能面のバランスに配慮しながら切除・再建を行っています。
流涙
- 涙道疾患以外にも結膜弛緩症やマイボーム腺機能不全
涙道内視鏡、DCR(鼻内法)、結膜弛緩症手術、マイボーム腺機能不全に対するIPL等に対応しています。
日々の外来で見られる主訴の中に、眼形成が関わることで症状が大きく改善するケースが少なくありません。
当院で対応している主な眼形成手術
- 眼瞼下垂手術
(挙筋腱膜前転術・挙筋群前転術・MMCR・睫毛上皮膚切除術・眉毛下皮膚切除術) - 眼瞼内反症・外反症手術
- 逆さまつげ手術
(Hotz変法、LMS、Jone’s変法、LTS変法、毛根切除術) - 眼瞼腫瘍の切除・再建
- 涙道内視鏡治療・DCR(鼻内法)
- 結膜弛緩症手術、翼状片手術
- 眼周囲の美容外科(ご希望があれば)
当院の予約方法について(ご紹介いただく先生方へ)
当院は完全予約制で診療を行っております。 ご紹介いただく際には、患者さまご自身で当院の初診予約をお取りいただくようお願いしております。予約方法は、お電話またはWEBでどちらでも可能です。
これまでに眼科疾患の治療歴や、眼形成・関連手術の施行歴がある患者さまにつきましては、診療情報提供書をご用意いただけますと、よりスムーズに診療を進めることができます。
ただし、もちろん 口頭でのご紹介だけでも全く問題ございません。
地域の医療連携をより丁寧に──“困ったときだけでも”お気軽にご相談ください
当院は、眼科の先生方の診療を代わりに行う立場ではなく、困った時や迷われた時に、お力になれる場所でありたいと考えております。
- 判断に迷う
- ちょっと意見を聞いてみたい
- 症例写真だけ見てほしい
このようなご相談でも、どうか遠慮なくご連絡ください。 地域の患者さんの生活の質を高めるために、先生方と協力しながら歩んでいければ大変ありがたく思います。
